200126

2020年が始まりました。私にとって、今年最初の御言葉担当です。最初といえば最初の人はアダムとエバです。今日はアダムとエバの失敗から学んでみましょう。

1.神様の御言葉に従おう

アダムとエバはエデンに住んでいました。そこには神様の恵みが豊かにありました。自由と豊かさが与えられ、平安に生きていました。ただし、善悪の知識の木の実を食べてはいけないと神様から命じられていました。

サタンは人間を誘惑し、欲望をかきたてて、御言葉に違反させ、人を神様から切り離し、滅ぼすことを狙っています。

人が御言葉に違反した結果、これまで持っていたすべての祝福を失いました。神様との関係が絶たれ、子々孫々まで罪人となりました。

善悪を知りましたが、自分たちが裸でみじめであることを知りました。苦しんで糧を得、肉体も最後に死ぬようになりました。女は産みの苦しみが大いに増し、夫に支配されるようになりました。そして人はエデンから追放されました。

私たちは神様の御言葉に従い、守りましょう(箴言7:1-3)。

神様の命令にもいろいろありますが、たとえば、イエス様は「私があなた方を愛したように、互いに愛し合いなさい」(ヨハネ13:34)と言われました。互いに愛し合うなら私たちは兄弟姉妹ですが、それができなければ出ていくことになります。まるでエデンから追放されるようなものです。ほかにも、神を愛し、隣人を愛することよりも大きな戒めはないとマルコ12:30-31にありますが、これができなければ、神の家族から出ていくことになり、まるでエデンからの追放のようなものです。

神様の御言葉は私たちに素晴らしい人生をもたらしてくれます。それを守れば大きな報いがあるのです(詩篇19:7-11)。従わないならすべてを失うのです。

2.神様の御言葉を日々学ぼう 

アダムとエバは罪を犯す前から、神様の御言葉を大事にしていませんでした。

エバは御言葉を正しく理解していませんでした。善悪の知識の木を単に園の「中央にある木」と呼んでいますが(3:3)、園の中央にはいのちの木もあったのです(2:9)。また、「触れてもいけない」と付け足したり(3:3)、神様が「必ず死ぬ」と言われたのに(2:17)、「必ず」を省いて「死ぬといけないからだ」と言いました(3:3)。

多分アダムが神様の御言葉をきちんとエバに伝えていなかったのでしょう。

神様の御言葉を何よりも大事にし、日々学びましょう(ピリピ4:9)。聖書には、神様の御言葉がたくさん記されています。御言葉をしっかり心に蓄えることで罪から守られるのです(詩篇119:11)。神様の教えを学び、サタンの誘惑に負けないように、また、主の働きのために整えられた者となりましょう(Ⅱテモテ2:15,3:16)。

また、神様から教えられたことを自分一人に留めないで、家族、友人、兄弟姉妹と分かち合い、共有することが大切です。そのために、皆で共に御言葉を学びましょう。

3.神様の御言葉を日々口ずさもう

聖書は私たちが日々御言葉を口ずさむようにと言っています(ヨシュア1:8詩篇1:1-3)。

御言葉を口ずさむというのは、御言葉を思いめぐらしたり、意味を考えたり、自分にどう適用されるべきかを考えたり、憶えたりしていくことです。それは御言葉を実行するためです。

御言葉、すなわち、主の教えを実行するなら、「何をしても栄える」とか(詩篇1:3)、「繁栄する」とあります(ヨシュア1:8)。つまり、御言葉を実行していくことで、失われた祝福を取り戻していけるのです。こうして私たちは失われた祝福を回復させていけるのです。将来的にはすべての祝福は回復されるのです。

 

アダムとエバは、神様の御言葉を守っているときは、神様の恵みの中で自由と豊かさをもっていました。しかし、御言葉を破ってしまったとき、罪人となり、神様から離れ、エデンから追放されてしまいました。それは神様の御言葉を軽んじていたからです。神様の御言葉を大切にし、日々学びましょう。家族や友人、兄弟姉妹たちと共に御言葉を学びましょう。御言葉を口ずさみ、実行しましょう。そして、失われた祝福を一つ一つ取り戻していきましょう。

Filed under: 柴田晃伝道師