マタイの福音書 6:9-13

2023年9月10日 

弟子たちは主イエスに「主よ、私たちに祈りを教えてください」(ルカ 11:1)と願いました。「主の祈り」は、主イエスが弟子たちに教えてくださった祈りです。この主の祈りを用いて祈る時、私たちは神の御心にかなった祈りを捧げていると確信することができます。主イエスは私たちに祈りの型を与えてくださっています。祈りを習得し、祈りの答えを受け取っていきましょう。

主の祈りは大きく2つの部分に分けることができます。

1.神の必要(神が祈って欲しいと願っていること)

①天にいます私たちの父よ。

まず呼びかけです。祈りのはじめに自分が神の子供であることを確認します。

②御名があがめられますように。

この世で主イエスのお名前が有名になりますようにと祈ります。

③御国が来ますように。

悪魔の国(支配)が打ち砕かれ、神の国(支配)が打ち立てられるようにという霊的戦いの祈りです。

④みこころが天で行われるように地でも行われますように。

主イエスの模範に従い、私たちも神の御心の道を歩む者でありたいと思います(マルコ14:36)。

2.私たちの必要

⑤私たちの日ごとの糧をきょうもお与えください。

神は私たちの霊と心だけでなく、体の必要にも配慮してくださるお方です(マタイ6:33)。

⑥私たちの負い目をお赦しください。私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。

悔い改めと赦しを通して心と体に健康が与えられます(ローマ12:19,21

⑦私たちを、試みに会わせないで、悪からお救いください。

様々な誘惑、悪魔の攻撃、事故や災いから守ってくださいと祈ります。

⑧国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン。

全ての栄光を主に帰します。

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