16.10.02.

互いに愛し合いなさい

ヨハネ13:34-35

神様は、私たちに何を願っておられるでしょうか。
私たちは、神様が「しなさい」ということに、「はい」と答える者となりたいです。

1.大切な二つの戒め

神様は、私たちが「真の礼拝者」となること、
「霊とまことによって礼拝」する者となることを望んでおられます。ヨハネ4:23-24
ユダヤ人たちは、律法に従って、形式通りに、神殿でいけにえを捧げることによって、
自分たちは神様を礼拝しているのだと思い込んでいました。
しかし、それは、形式的、表面的、義務的な礼拝であり、「御勤め」でしかりませんでした。
「霊とまことによって礼拝」するとは、形式的、表面的、義務的に礼拝することではなく、
私たちの内なる霊(魂)によって、真心から神様を礼拝することです。
私たちが神様を礼拝するのは、神様から何かをいただくためではなく、
神様が神様であるから、神様が礼拝を受けるのに相応しいお方であるからです。
神様の変わることのないご性質のゆえに、私たちは神様を礼拝するのです。
神様を礼拝する態度と姿勢は、神様に対する信仰の表れです。
神様を愛する人は、神様を「霊とまことによって礼拝」することが出来ます。
神様を礼拝することは、神様を愛することであると言えます。
イエス様は、申命6:4-5を引用して、
神様を愛することが一番大切な命令であると教えられました。マタイ22:37-38
イエス様は、神様を愛するということに続いて、
「隣人」を愛することも大切であると語られました。マタイ22:39-40
そして、この「隣人」を「愛せよ」という命令は、
第一の「神である主を愛せよ」という命令と「同じようにたいせつです」と言われています。
私たちは、このことを真剣に受け止めなければなりません。

2.愛によって一つとなる

まず教会の主にある兄弟姉妹を「隣人」として愛さなくてはなりません。
聖書は、教会とは建物のことではなく、「キリストのからだ」(エペソ1:23)であり、
私たち一人一人がその体を構成するメンバーであると教えています。Ⅰコリント12:27
神様は、私たちをキリストの体である教会に一体となるように召されました。コロサイ3:15
聖書は、私たちがキリストの体として一つとなるようにと言っています。エペソ4:1-4
「その召しにふさわしく」歩むということは、「御霊の一致を熱心に保」つことです。
教会の一致を保つためには、あらゆる努力をしなければならないのです。
私たちが一つとなるためには「愛の心」が必要です。ピリピ2:2
イエス様は、イエス様が私たちを愛して下さったように、
私たちも互いに愛し合うようにと命令されました。ヨハネ13:34
そして、私たちが互いに愛し合うことによって、
私たちがクリスチャンであることがこの世の人々に対して証しされるのです。ヨハネ13:35
逆に、兄弟姉妹を愛さないなら、神様に対する信仰も愛もないのです。Ⅰヨハネ4:20,21
イエス様を愛する者は、兄弟姉妹をも愛します。
教会の中には、愛すことが難しい人がいるかもしれません。
たとえどんな問題や弱さや欠点があっても、
主が私たちを愛して下さったように、互いに愛し合わなければなりません。
教会は、愛によって一つにされ、建て上げられるのです。エペソ4:16

3.愛の実践

私たちは、感情によってではなく、意思を働かせて信仰によって愛するのです。
① 赦しの心を持つ
イエス様は、「七度を七十倍するまで」赦すようにと言われました。マタイ18:21
神様が私たちの大きな罪を赦して下さったのですから、私たちも赦された者として、
他の人をも赦すべきなのです。マタイ18:23-33(or35)コロサイ3:13,14エペソ4:32
いつまでも恨みと怒りを心の中に留めておき、被害者意識を持ち続けるなら、
心も体も蝕まれ、人生はボロボロになってしまいます。エペソ4:26,27
また、復讐は神様のものであるという信仰が必要です。ローマ12:17-21
② 批判したり裁いたりしない
聖書は、人を批判したり裁くことを禁じています。マタイ7:1,2、ローマ2:1、14:10-13
もし、誰かを批判するなら、悪魔の仕事の一端を担っているのです。黙示12:10
私たちは、その人の表面や欠点だけにではなく、
その人の心の奥にあるものや、その人の置かれた事情に目を向けなくてはなりません。
一方的に裁かず、表面的なことだけで判断することなく、自分の口を開く前に、
その人の置かれた事情にも目を向け、また耳を傾けましょう。ヤコブ1:19-20
相手のことが理解出来るようになると、批判することも、裁くこともなくなります。
③ 噂話や陰口を避ける
噂話や陰口は、非建設的で、教会の一致を壊し、教会を無力にしてしまいます。
ヤコブは、舌がもたらす悪い影響力について語っています。ヤコブ3:6
聖書は、噂話や陰口を避けるよう忠告しています。箴言26:20
まず、自分自身が噂話や陰口の火元とならないように気を付けなくてはなりません。
また、もし誰かが噂話や陰口を話し始めたら、勇気をもって断りましょう。箴言20:19
もし噂話の仲間に入ってしまうなら、自分も問題に巻き込まれ、問題を複雑化させます。
私たちは自分の発言に注意し、責任を持たなくてはなりません。Ⅰペテロ3:10
また、聖書には、問題解決のための手順が教えられています。マタイ18:15-17

私たちが互いに愛し合い、キリストの体である教会を建て上げる時、
そこに主ご自身も喜んで来て下さり、臨まれ、住まわれます。Ⅰヨハネ4:12
そして、本当の愛、喜び、平安、癒し、力、解放などの恵みや祝福が溢れます。
神様は、愛によって一つとなる教会を祝福され、
そこに栄光が現され、人々が引き寄せられるのです。
互いに愛し合い、愛によって建て上げられていきましょう。

Filed under: 伊藤正登牧師