2018.07.28

ツァレファテの女は、エリシャのために屋上に部屋を設け、そこに燭台と椅子とテーブルとベッドを置きました。その部屋は、私たちの心を表しています。私たちの心にもこれらの4つのものが必要です。燭台は、神の御言葉です。御言葉は私たちの心と人生の道を照らす光です。椅子は、「待つ」ということを表します。私たちは、主の御前に座って、主を待ち望まなければなりません。テーブルは、「交わり」を表しています。そこで、主がなされた贖いの業について語り合うのです。ベッドは、まず「休息」を表しています。私たちはあまりにも忙しくて疲れ果ててしまってはいないでしょうか。私たちには休息が必要です。しかし、ベッドは「親密さ」も表しています。そして、主との親密さが奇跡をよみがえらせる力となるのです。

ツァレファテの女には男の子がいました。その子はエリシャの預言によって与えられた奇跡の子どもでした。しかしある日、その子は死んでしまったのです。私たちの人生にも、与えられていた夢や希望が失われてしまうような経験はないでしょうか。ツァレファテの女の死んでしまった男の子の上にエリシャが伏すと、男の子の体は次第に温まり、ついに男の子はよみがえりました。私たちも主との親密な交わりを持つことによって、信仰が燃やされ、死んでしまった夢や希望がよみがえり、主の御業が現わされるのです。

イエスは12歳のヤイロの娘を癒しに行く途中で、12年間長血を患っていた女を癒しました。それによって、彼女は再び子ども生めるようになりました。ヤイロの娘は死んでしまいましたが、イエスは、「恐れるな。ただ信じなさい」と言われ、彼女の手をとって起こし、彼女をよみがえらせました。それによって、彼女も子どもを生めるようになったのです。癒しと復活の奇跡は、再生産を生み出すものとなるのです。主は私たちに復活の力を与えて下さっています。恐れないで、ただ信じましょう。

    メッセージ:ポール・デガニェ師

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