14.12.28
東方の博士たち
マタイ2:1-12
東方の博士たちは救い主に会って礼拝するため、犠牲を払って旅をし、ついに救い主イエス様を見つけ、礼拝しました。彼らの不屈の信仰を学びましょう。
1.居心地の良い場所から出る信仰
東方の博士たちは偉大な王の誕生を告げる星を見つけ、感激しました。しかし、彼らはその星を見つけただけで満足したのではなく、実際にその王にお会いして、礼拝をささげたいと願いました。彼らにとってその場所は居心地のよい場所だったことでしょう。しかし、主を礼拝しにいくためには自ら犠牲を払って出かけていかなければなりません。しかし、イエス様を深く知り、礼拝するためには、待っているだけではいけません。自分のここちよい居場所を捨てましょう(ルカ9:23)。キリストを礼拝するために自分から出かけていくこと、キリストを求めていくことが必要です。自分の都合に合わせた信仰生活ではなく、神様の御心中心に生活を変えましょう(ローマ12:1-2)。
2.あきらめずに求め続ける信仰
博士らは、王の正確な位置を知りませんでしたが、途中であきらめて戻ることはしないで、エルサレムまで旅を続けました。必ず会って礼拝すると信じていたのです。
私たちもイエス様を深く知り、礼拝するためには、様々な困難を乗り越えなければならないかもしれません(使徒14:22)。主の導きがわからなくなっても、必ず会うことができると信じて求め続けましょう(マタイ7:7)。
博士たちはついに救い主のおられる場所を示すみことばを示されました。そのみことばを信じ、歩き出したとき、その星が救い主の許へと博士たちを導いたのです。諦めずに主を探し求めるなら、必ずイエス様を深く知ることができるようにと導かれるのです(エレミヤ29:12-13)。私たちも、みことばを学び、主を求め続けましょう。
3.主に喜ばれる献げ物をする信仰
救い主に会った博士たちは、黄金、乳香、没薬を献げて礼拝しました。黄金は一般的に王に対してささげます。ソロモンにも諸国の王たちが黄金をささげました。乳香は神様に対し香をたくときに使います。没薬は死人に塗る薬ですが、犠牲となられた救い主に対しての贈り物で、これらの黄金、乳香、没薬は、主イエス様にふさわしい献げ物でした。王なるイエス様に対しては、自分が仕える人になりましょう。神の御子イエス様に対しては、自分が礼拝する生活環境を作りましょう。犠牲となられた救い主イエス様に対しては、自分自信を献げ、生涯主のために生きる者になりましょう。神様を自分に合わせるのではなく、自分を神様に合わせましょう。
私たちも博士たちのように、イエス様にお会いし、イエス様を深く知り、礼拝するため、自分の生活を変え、困難を乗り越え、学び続け、主を求め続けましょう。
Filed under: 柴田晃伝道師