ルカの福音書 1:5-25,39-45

2024年5月12日

今日は母の日なので、一人の女性(母)に焦点を当てたいと思います。バプテスマのヨハネの母であるエリサベツです。バプテスマのヨハネは主イエスの道を備えるという大切な働きをしました。エリサベツは神に祝福された女性(母親)でした。

1.神のみことばに従ったエリサベツ

エリサベツの夫ザカリヤは祭司でした(5節)。

エリサベツは夫ザカリヤと共にみことばに従う生活を送っていました(6節 )。

主に従うザカリヤとエリサベツでしたが、子供がいないという悩みがありました(7節)。

しかし、彼らの願いが聞かれました(13節)。エリサベツはみごもったのです(24節)。

主はエリサベツに恵みを注がれ、エリサベツの恥を取り去ってくださいました(25節)。

主は私たちにも目を留められ、自分が恥であると感じていることを取り除こうと計画されています。

2.聖霊に満たされたエリサベツ

主イエスの母になるマリヤがエリサベツの所にやって来ました(40節)。

彼女は救い主イエスをほめたたえました(43節)。

エリサベツはみことばに従うだけではありませんでした。彼女は聖霊に満たされました(41節)。自分の人生に聖霊を歓迎していきましょう。

エリサベツは年少のマリヤに対して自らを低くしています(43節)。

この態度は息子のヨハネにも見られます。主イエスに対してバプテスマのヨハネは「自分は、あの方のくつのひもを解く値打もない」と考えていました(ルカ3:16)。

ヨハネは主イエスの前に自らを低くしたのです(ヨハネ3:30)。親の良い品性が子供に流れています。

3.マリヤを励ましたエリサベツ

親類のマリヤ(36節)がエリサベツを訪れました。

二人は似たような体験をしていました。同じ天使ガブリエルが現れました(19,26節

エリサベツはマリヤの葛藤を受け止め、彼女を励ましたのです(44,45節)。

テモテの信仰は、母ユニケと祖母ロイスから引き継がれたものでした(Ⅱテモ1:5)。

母ユニケが持っていた信仰が、子供であるテモテに受け継がれ、継承されたのです。

たとえ結婚していなくても、子供がいなくても、私たちは誰かの霊的な親になることができます。パウロは、テモテのことを「愛する子テモテ」(Ⅱテモ1:2)と呼びました。

 

決してあきらめないで、神を信頼し、神の祝福を求めて祈り続けましょう。

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