2019.07.21

「ショーファー」(角笛)は、ヘブル語で「王子の口」という意味です。レビ25:9-10にあるように、ユダヤ暦の第7の月の10日には、国中のあらゆるところでショーファーを吹き鳴らしました。なぜなら、その日は「贖いの日」だからです。特に50年目は解放の年である「ヨベルの年」です。その日には、それまでの全ての負債は取り消され、奴隷となっていた人々は全て解放されて、自分の土地や家に帰ることが出来ました。ヨベルの年の前年、すなわち49年目に、ヨベルの年の到来を告げるために、ショーファーが鳴り響かされました。その音はユダヤ人たちに大きな喜びを与えました。

新約聖書では、ショーファーについての言及が11箇所あります。イエスが1回、パウロが4回、ヨハネが6回です。彼らは天を経験した人たちでした。ですから、ショーファーは天の楽器と言えます。イエスの再臨の時、最後のラッパであるショーファーが吹き鳴らされます。黙示1:10、4:1では、ショーファーは「神の声」として扱われています。ショーファーは、

①再臨の時、選ばれた者たちを集めるために鳴らされます(マタ24:31)。

②その時には、私たちに朽ちることのない体が与えられます(Ⅰコリ15:52-53)。

③さらに、私たちは主と共にいつまでもいることになるのです(Ⅰテサ4:16-17)。これら3つのポイントは、最後のショーファーの役割です。

ショーファーには様々な種類があります。紀元70年にユダヤ人たちが世界中に散らされ、各地でそれぞれの地のショーファーを吹きました。1948年にイスラエルが国として再建されると、世界中からユダヤ人たちがそれぞれのショーファーを持って帰って来たのです。

旧約聖書では、戦いの際にショーファーが吹き鳴らされました。例えば、ギデオンの300人の兵士たちです。その時、主がイスラエルのために戦い、勝利を与えて下さいました。ネヘ4:20

 

       メッセージ:デレク・チャン師

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