神の祝福

詩篇67篇

22.01.30

詩篇67は祝福を求める祈りです。私たちも「どうか、祝福してください」と大胆に祈りましょう。なぜなら私たちもまた祝福を求める祈りの務めをする祭司だからです(Iペテロ2:5)。私たちの神は祝福の神、祭司アロンに対してもこのように民を祝福しなさい(民6:24-26)と教えました。そう、祝福を受けた者は民の祝福のために祈る必要があります。では祝福を受ける者とはどのような者でしょうか?この詩篇とアロンの祝祷を照らし合わせて見てみましょう。

1.神と人(民)を愛する人


祝福の理由「神のみ救いを知らせるため(2)」「主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように(民6:25)」民が恵みを受けるように祈りなさいとあります。恵みとは神の愛の現れ、すなわち救いを意味します。人(民)に十字架の救いを伝えることは人を愛することであり、神を愛することです。神と人を愛する人を神は豊かに祝福してくださいます。

2.神に従う人

祝福の理由「御名をほめたたえさせるため(3)」「主があなたを祝福し、あなたを守られますように(民6:24)」この3節の次4節に、「なぜ神をほめたたえるのか」が書かれています。それは神が世をご支配し、守られるからです。それゆえ、私たちは御国の王である神に従いましょう。神は、神に従う人を豊かに祝福してくださいます。

3.神を信じる人

祝福の理由「神を恐れるようにするため(7)」「主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように(民6:26)」詩篇の「神を恐れる」という言葉は「神を信じる」という意味です。私たちが平安でいられるのは、神を信じているからです。神は私たちが信仰を持つことを喜ばれ(ヘブ11:6)、豊かに祝福してくださいます。

Filed under: その他の説教者藤木隆師