2025.12.21

今日は、クリスマス物語の中の、「東方の博士たちの礼拝」の場面を見たいと思います。

1) 遠い人にも届く神の愛

「東方の博士たち」が登場します。東方とはどこでしょうか?                 おそらくペルシャだと言われています。今のイランです。                   彼らは、ユダヤ人ではなく、遠い異邦の地の学者たちでした(1節)。
彼らは星に導かれて(2節)、主イエスの元へ来ることができたのです。
神の愛は遠くにいる人にも届きます。                              東の果ての日本にまで、福音が届いたことを感謝します。

2) 救い主との出会いがもたらす喜びと礼拝 

東方の博士たちは、星に先導されて、幼子イエスのいる所に着きました(9節)。
その星を見て、彼らはこの上もなく喜びました。(10節)                     長い旅、危険な旅。しかし、その先にあったのは、「非常な喜び」でした。
クリスマスとは、「神に出会うとき、人の魂は喜びに満たされる」という出来事です。
博士たちは幼子イエスを前にして、ひれ伏して拝みました(11節a)            そして、三つの献げ物を差し出しました(11節b)。                                   1.黄金 ― 王への献上                                              2.乳香 ― 神への祈りの象徴                                          3.没薬 ― 苦難と死を象徴する香料

3)心の王座に誰を迎えるか?

この物語には、博士たちとは対照的な人物が登場します。ヘロデ王です(3-8節)
博士たちが、救い主が生まれたという知らせを知って喜んだのに対し、
ヘロデは「恐れ惑った」と書かれています(3節)。                         救い主の誕生は、「支配の変化」をもたらします。                        私たちの人生において、誰が王座に座るのでしょうか?                        自分でしょうか、イエス・キリストでしょうか?                       

東方の博士たちは、旅の果てに幼子イエスに出会い、喜びが与えられました。
クリスマスとは、この喜びに私たちがあずかる日です。                    今日、神はあなたを招いておられます。                              東方の博士たちのように、神の光に導かれ、救い主イエスを求めましょう。
そうすれば、イエス・キリストに出会うことができます。                                救い主イエスに出会うなら、私たちは彼の前にひれ伏します。               なぜなら、主イエスが王の王であり、唯一真の神であることを知るからです。
主イエスに献げる人生は、喜びに満ちた人生となります。          

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