Ⅰテサロニケ5:18
25.11.16.
聖書は、どのような状況の中でも感謝するように教えている。どうしたらどんな状況でも感謝出来るのか。
2.感謝は心の態度によって生まれる
感謝出来るかどうかは、周りの人や状況によるのではなく、心の態度による。心の態度とは、物事の捉え方、考え方のこと。状況が良ければ、感謝出来るという訳ではない。状況が良くても、心の態度(考え方)が悪ければ、感謝出来ず、不満が出て来る。逆に、どんなに状況が悪くても、心の態度(考え方)によっては感謝出来る。私たちの人生を壊してしまうもの、私たちを不幸にするものは、単に私たちに意地悪な人でも、悪い状況でもなく、心の態度(考え方)である。だから、心の態度に気を付けなければならない(箴4:23)。
では、どのような心の態度が必要なのか。
① 感動する心
どのような状況の中でも、小さな恵みを見出し、それに感動出来るかどうかが鍵となる。私たちは、たいてい悪い面ばかりに気が取られてしまい、神から与えられている恵みを見落としてしまいがち。しかし、どのような事の中にも、主の恵みがある(Ⅱコリ12:7-9)。もう一度、自分に今どのような恵みが与えられているか考えてみよう。今、自分に与えられている恵みを一つ一つ挙げてみるなら、不平不満よりも、感謝すべきことの方が沢山ある。
② 謙遜な心
日本語で感謝を表す言葉は、「ありがとう」という言葉。それは「有ることが難しい」、「滅多にない」という意味。人から何か良い事をしてもらった時に、それを当たり前のことと思わず、「滅多にないような事をして下さって感謝です」ということで「ありがとう」と言う。それは、謙遜な心の表れ。謙遜な心を持っている人は、素直に「ありがとう」と感謝の言葉が出る。しかし、人から良い事をしてももらっても当然のことだと考えたり、良いことがあっても自分はその価値のある人間だと考える高慢な人は感謝が出来ない。高慢な人は要求が強く、自分の願った通りにならないと、不平不満や文句を言う。どのような状況でも、へりくだって「満ち足りる心」を持つことが必要(Ⅰテモ6:6-10)。欲望や理想を追い求めるのではなく、今与えられていることで満足し感謝する。
パウロは「私は、どんな境遇にあっても満足すること学びました」(ピリ4:11)、「ありとあらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています」(ピリ4:12)と告白している。パウロは、どのような状況の中でも、感謝出来る心の態度(考え方)を習得していた。それは、自然に、自動的に身に付くものではない。人間の生まれながらの性質は、問題や困難があると悪く考えるようになっているから。日々の生活の中で、何度も繰り返して、感謝することを訓練することが必要。詩103:3-5。
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