使徒の働き1:8
2025.8.31
使徒1:8は、使徒の働きの鍵となるみことばです。
使徒の働きにおいて、三段階の宣教展開を見ることができます。
1) エルサレム(自分の足元から、使徒1-7章)
宣教の第一歩は、最も身近な場所から始まります。家庭であり、近所です。
学校であり、職場です。エルサレムは弟子たちにとって「ホーム」でした。
家族の中、地域の中が宣教の起点となります。
湘南セントラルチャーチで言えば、この湘南台が私たちのエルサレムになります。
教会は「閉じられた空間」ではなく、「地域社会の光」であるべきです。
イエスは言われました。「あなたがたは、世界の光です。」(マタイ5:14)
2) ユダヤとサマリヤの全土(壁を越える、使徒8-12章)
迫害によって散った人々は、ユダヤとサマリアで福音を語りました(使徒8:4)。
使徒6:5で執事に選ばれていたピリポが神に用いられました(使徒8:5-8)。
ユダヤとは、何を表しているでしょうか?エルサレムと似ているけれど、少し違う場所のことです。ユダヤ人は同胞であるユダヤ人に伝道しました。
しかし、エルサレムという場所を越えていきました。
サマリヤとは、何を表しているでしょうか?宗教的・民族的に断絶があった場所です。
教会は、文化的な壁を乗り越えていく必要があります。イエスが模範が示されました(ヨハネ4章)。敵対していたサマリヤ人にも、福音が届けられることは神の御心でした。
価値観が違う人・意見の合わない人にも福音を運ぶことは主の御心です。
教会は「和解の器」「愛の橋渡し」の拠点となるべきです。
3)地の果て(全世界に福音を、13-28章)
異邦人にも福音が語られ始めます。アンテオケ教会が誕生します。使徒パウロが回心します。そして使徒13章で、アンテオケ教会からパウロとバルナバが遣わされます。
使徒の働きの最後の28章はローマで終わっています。
パウロはローマで宣教の働きをしています。でも使徒の働きは終わっていません。
私たちがその続きをするのです。「地の果て」は地理的なものでもありますが、文化・言語・宗教の違いをも含むと言えます。
教会は自分たちの地域だけではなく、世界への派遣・支援の拠点にもなるべきだと思います。宣教師の支援・祈り・献金や短期ミッショントリップなど、地の果てへの宣教に教会(私たち)は関わることができます。
宣教は「送る人」「支える人」「祈る人」がそろって初めて進んでいきます。
私たちの地境を更に広げていきましょう。神の国を前進させ、拡大させていきましょう。
Filed under: 和田一喜牧師

