ナタナエル会
ナタナエル会は、壮年家長たちの会です。ナタナエルのように主に覚えられる陰の祈り手となるようにと、この名 前がつけられましたが、実際には、祈りだけではなく教会の様々な活動で前面に出て活動しています。1年に1度、旅行に行ったりもします。
ナタナエルは、イスラエルが神に立ち返るようにと心から願い、日々祈っていた真のイスラエル人です。そんなナタナエルも、初めはイエス様がイスラエル北部、ガリラヤのナザレの人と聞いて、イエス様に対する期待など全くもっていませんでした。確かにイエス様はナザレで育ちましたが、実はイスラエル南部、ユダの地ベツレヘム出身であり、ダビデ王の子孫、約束のメシヤでした。イエス様が初めてナタナエルに会われたとき、ご自分の出身の話はなさらず、ただ、「これこそ、ほんとうのイスラエル人だ。彼には偽りがない。」、「あなたがいちじくの木の下にいるのを見た」(ヨハネ1:47-48)と語られました。このとき、たったこれだけの言葉で、ナタナエルの目は開かれ、イエス様が神の子、イスラエルの王、メシヤであることを悟ったのです。