ハンナ会は、婦人たちの会です。福音宣教に献身的に貢献したルデヤのような婦人となるようにと、願っています。婦人たちは家庭だけではなく、仕事を持った人もいますが、それぞれが精一杯生き生きと主に仕えています。やはり婦人は、教会の縁の下の力持 ち的な存在です。

 

旧約聖書サムエル記に登場するハンナという女性は、長い間子供がなく、そのことで悪口を言われ、悲しみ苦しみました。しかし、彼女は主の宮に上り、神様に心を注ぎだして祈りました。「男の子を授けてくださいますなら、その子を主におささげします。」(Ⅰサムエル1:11)すると彼女の心は元気を取り戻しました。そして神様は祈りに応えて下さり、彼女は身ごもり、男の子、サムエルを産みました。彼女はサムエルが乳離れするまで育て、そして約束通り、サムエルを主の宮に連れて行きました。サムエルは成長し、神様の御言葉を預言し、人々に神様の御心を知らせる偉大な預言者となりました。その背後にはいつもハンナの祈りがあったのです。