2021.10.31
「ああイスラエルの救いがシオンから来るように、神が御民を元どおりにされるとき、ヤコブは楽しめ。イスラエルは喜べ(53:6)」イスラエルの歴史において、3つの再建(回復の時)があります。聖書に描かれていることはまさにこのことで、神の国の再建です。しかもそれは未完成で、今もオンザウェイ神が立て上げておられるところです。その神の働きに私たちはどのように応えて行けばいいのでしょうか、イスラエルの3つの回復から見ていきましょう。
1番目の回復はバビロン捕囚からの回復・神殿の再建(BC538-515)です。このバビロン捕囚は神の民の罪のゆえにもたらされた人間の罪の深さを表しています。私たちはキリストの十字架によって霊があがなわれ(義認)、神様との関係(救い)が回復しました。しかし罪赦された罪人、日々御国を建て上げるために、悔い改め、神との良き関係を持ちましょう。
2番目の回復はローマによる神殿破壊により散らされたイスラエルの民が再び祖国に戻り国を建国した時(AD1948)です。神殿破壊は宮での礼拝が閉ざされたことを意味します。しかしペンテコステの時、散らされた民の上に聖霊が訪れ、宮に行かずとも神を礼拝できるようになり、私たちの魂があがなわれ(聖化)、神との交わりが回復しました。
最後の回復はまだなされていませんが、聖書には患難時代のイスラエル迫害の後にキリストが再臨されて御国を立て上げられる時(回復の時)が来るとあります。これは悪魔の敗北、御国(キリストの体)の完成(回復)、私たちの体のあがない(栄化)を意味します。私たちはやがて来られるキリストのために御国建設のために働きましょう。
Filed under: その他の説教者 • 藤木隆師
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