15.11.22
困難を乗り越えてイエス様の弟子となる
ルカ14:25-35
私たちがイエス様を信じて救われたのは、すべて神様のめぐみによりますが、私たちが信仰を続けるためには様々な苦労があり、努力も必要です。イエス様の2つの例え話から、神様が私たちに願っておられることを知りましょう。
1.誰よりもイエス様を第一とすること
大勢の群衆がイエス様についていましたが、イエス様は群衆に、「自分の十字架を負って私についてきなさい」(ルカ11:27)と言われました。イエス様に従うときにさまざまな困難が生じます。たとえば周りの人に信仰を反対されたりしたとしても、イエス様に従い続けていくことが求められているのです(ルカ14:26)。
2.生涯イエス様に忠実であること
塔を築く人は、何としても完成させなければ恥をさらすことになります。だからこそ、事前にしっかりと計算するのです。一旦塔を建てるとなれば、完成させる義務があります。私たちにとって塔を完成させるとは、最後まで忠実に信仰を守りとおすことです(黙示録2:10、12:11、ピリピ1:6、2:12)。そのために必要なのは事前の計算、つまり覚悟です。神様は私たちに急いで完成させよと言っているのではありません。安息をとりつつ、主の恵みを受けつつ、生涯をかけて信仰を全うし、救いを達成させていくことがな大事です。
3.大きな問題が襲ってきても信仰を捨てないこと
王は、2万人の敵を1万人で迎え撃てるか、勝算を計算するものです。戦って勝つか、もし勝算がなければ戦う前に講和します。もし戦うなら、何としても勝たねばなりません。敵が強いから負けましたでは済まされないのです。私たちも、大きな問題が生じてしまったからといって、信仰を捨ててはなりません。そのためには覚悟が必要です。たとえば経済的に苦しくなったり、人間関係にトラブルがあったり、ケガをしたり病気になったりしても、乗り越える覚悟ができているなら乗り越えられるのです。困難があってもイエス様に従い続けていけるのです。このように困難を乗り越えてイエス様の弟子となってゆくのです。
私たちがもし、人生半ばでイエス様から離れ、信仰を捨ててしまうなら、塩気のない塩と同じです。神様にとって、役に立たない者となってしまうのです(ルカ14:34-35)。何があっても信仰を捨ててはなりません。生涯イエス様に忠実に仕える者となりましょう。
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