2025.12.14

今日は、クリスマス物語の中の、「羊飼いたちの礼拝」の場面を見たいと思います。

1)闇の中に届くことば(恐れるな)  

世界で最初のクリスマスをお祝いできたのは羊飼いたちでした。神のメッセンジャーである天使が羊飼いたちに現れ、言いました。「恐れることはありません。」10a)                            羊飼いたちは、当時「救いから最も遠い」と思われていた存在でした。
しかし、神はまっ先に羊飼いたちに主イエスの誕生の知らせを届けたのです。

暗い夜、野原にいた羊飼いたちのもとに、天使が光と共に現れました(8,9節)。
ここに神の心があります。人に忘れられるような存在に、神はまっ先に目を留められます。

2)喜びの知らせが心を照らす(救い主が来られた)  

天使は、羊飼いたちに神からのメッセージを伝えます。                  今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。きょう、ダビデの町(ベツレヘム)で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。」(10節b,11節)。
クリスマスは、単なる「かわいい赤ちゃんの誕生」ではありません。
私たちを罪から解放する救い主の到来です。

3)出会いが人生を動かす(礼拝と宣教へ)

天使からメッセージを聞いた羊飼いたちは、すぐに行動へ移しました。救い主を捜しに行ったのです(15節)。羊飼いたちは急いで行きました(16a
素晴らしい行動力です。信仰とは、頭で理解するだけではなく、実際に「神に近づく行動」を伴うものです。そして彼らは、マリヤとヨセフと、飼い葉おけに寝ておられるみどりごとを捜し当てました(16節b)。                                              全部が天使の話の通りだったので、羊飼いたちは神をあがめ、賛美しながら帰って行きました(20節)。注目すべきは、彼らの“環境”は何も変わっていないということです。

仕事も、社会的地位も、生活の苦しさも同じです。しかし彼らの心完全に変えられたのです。礼拝とは、私たちの外側の状況を一瞬で変えるものではないかもしれません。
しかし、私たちの心の向きを変え、光の中へと歩き出させるものです。           

羊飼いたちは礼拝で終わりませんでした。羊飼いたちは宣教へと向かったのです。  彼らは、この救い主である幼子イエスについて、自分たちが見たこと聞いたことを人々に語りました(17節)。神の恵みを経験した人は語らずにいられないのです。

 

羊飼いたちは、暗闇の夜に光を見ました。絶望の中で希望を受け取りました。
”救い主がもたらす喜び”を受け取って、賛美しながら日常へと帰って行きました。
私たちも、主との出会いによって、同じ場所に帰っていくとしても、

心は光に満たされ、歩みが変えられるのです。                           

 

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