16.09.18

本気でイエス様についてゆく心

ルカ9:57-62

私たちはイエス様は素晴らしいお方と知っていますから、自分なりにマイペースでイエス様と共に歩んでいると思いますが、本当によく頑張ったとイエス様に褒められるほどついていっているでしょうか。そのためには、どんな心が必要なのでしょうか。

1.困難を恐れず乗り越える勇気

ある人が、イエス様に従いたいと言ったのですが、イエス様は、自分には枕するところもないと言われました。イエス様についてゆくということは、豊かでぜいたくな暮らしは望めません。パウロもむち打ち、入獄、徹夜、断食、忍耐、悩み、苦しみ、嘆きの中を通ってきました(Ⅱコリント6:3-10、11:23-28)。
苦しくても主についてゆきましょう(マタイ16:24-25)。

イエス様は勝利者です。イエス様と共に歩むなら、勇気が与えられ、勝利者となれるのです(ヨハネ16:33)。

2.世のことより神の国のことを優先させる忠誠心

次の人は、イエス様の招きに対して、「イエス様に従いますが、その前に父を葬らせて」と言いました。するとイエス様は「死人は死人に葬らせよ」と言われました。世のことは世の人に任せよということです。

父の葬儀も大事なことですし、家族を顧みるようにというのが聖書の教えです(Ⅰテモテ5:8)。しかし、わたしたちは世の人ではなく(ヨハネ17:16-18)、神様の所有となったのです(Ⅰペテロ2:9)。世の中のことは世の人に任せ、私たちは神の国の働きを第一にしてゆきましょう(マタイ6:33)。

3.誰よりもイエス様を愛する愛

三番目の人が、「イエス様に従う前に、家の人にいとまごいをしに帰らせて」と言うと、イエス様は、「鋤を手に付けて後ろを振り返る者は神の国にふさわしくない」と言われました。

家の人との人間関係も大事ですが、私たちの主はイエス様です。イエス様との関係を第一にすべきなのです。
イエス様を自分の主とするなら、世の人たちの反対を受けるでしょう(ルカ12:51-53)。しかし、それ以上の祝福があるのです(マルコ10:29-30)。

私たちがイエス様に本気でついてゆくには、困難を乗り越える勇気、神の国のことを優先させる忠誠心、誰よりもイエス様を愛する愛が必要です。これらをもっていつまでもイエス様と共に歩みましょう。

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