2019.10.20

1.神は前進するように語られた

主は大宣教命令の中で「全世界に出て行き」(マルコ16:15)と言われました。出エジプト記では、主はイスラエルの民を荒野の旅へと導かれました。その際、主は昼は雲の柱、夜は火の柱となって彼らを導かれました。また主はアブラハムに彼の知らない土地へと送られました。創世記1:28で主は人に「生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ」と言われました。創世記1:2では「神の霊は水の上を動いていた」とあります。このように、主は人を送られるお方なのです。

2.地上は私たちの故郷ではない

私たちはこの地上に定住する者ではありません。私たちはこの地上に一時的にしかいないのです。イエスは十字架にかかり死なれた後、よみがえって天に帰られました。それは、私たちのために天に永遠の住まいを備えるためだったのです。天の住まいが完成したら、イエスは私たちを迎えるためにこの地上に帰って来られます。天に迎えられた私たちは永遠に主と共に住むことになるのです(ヨハネ14:1-4)。その時を私たちは待ち望んているのです。今、私たちは天の故郷にあこがれています。

3.散らされた教会

聖霊に満たされた弟子たちによって初代教会が生み出されました。彼らは共に集い、賛美し、持ち物を共有していました。その交わりは理想郷のような集まりでした。また奇跡によって、さらに多くの人々が仲間に入りました。しかし、クリスチャンたちはエルサレムにとどまってしまつていました。それは全世界に出て行くようにという主の命令に反することでした。そこで主は、エルサレム教会に迫害を受けることを許されました。それによってクリスチャンたちは散らされ、各地で福音を宣べ伝えるようになったのです。

     メッセージ:ブライアン・シュロットマン師

Filed under: その他の説教者ブライアン・シュロットマン師