
2019.9.29
主は、どうして私たちが辛い状況にあうことをお許しになるのでしょうか。
辛く苦しい状況の中で、ナオミは主のもとに帰り、主にすがります。
1、主のもとに帰るナオミとルツ
ルツ記1:5、6、16 モアブの地で、夫も息子も失ったナオミは、主が顧みられたことを聞いて、ベツレヘムに帰る決意をします。ナオミの嫁ルツは、ナオミにすがりつきました。ナオミは、日々の生活の中で、主を証していたと考えます。
ルツ記1:20、21 辛く苦しいことが起こらなければ、ナオミは、モアブの神々の悪影響を受けたかもしれません。ナオミだけではなくモアブ人(異邦人)であるルツも一緒に主のもとに帰ることができました。*詩篇34:18、イザヤ書55:8.9
2、買い戻しの権利のある親類ボアズとの出会い
ルツ記2:3、4 ルツが、落穂を拾い集めた畑は、はからずもボアズの畑でした。
ルツ記2:19、20 ボアズは、買い戻しの権利のある親類でした。
*申命記25:5.6、レビ記25:25 贖いや贖い主、救出する、報復するという意味
ルツ記3:13.14 4:5、6: ボアズより、近い買い戻しの権利がある親類が断ったので、ボアズはルツを買い戻し、ルツと結婚します。
3、贖い主キリストは、今も生きておられる
ボアズは、私たちの主イエス様を現しています。イエス様は、私たちを他人としてではなく、兄弟として、一番近い親類として買い戻されました。私たちを愛し、弱さも罪深さも知った上で、引き受けて、命をかけて買い戻して下さいました。
買い戻された私たちは、神のもとに、神の民として生きるようにされました。
ナオミが失ったものは、全て回復されました。そして、ナオミの老後は、ボアズとルツの間に生まれた男の子「オベデ」の存在によって、喜びで満たされます。
このオベデの孫がダビデであり、このダビデ家系から、イエス様は生まれます。
主のご計画は、私たちのはるか高いところにあって偉大です。
辛く苦しい中を通る時にも、主に信頼し、誠実に仕えていきましょう。
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