2026.5.10

今日はハンナの姿から、母の信仰について三つのことを見たいと思います。

1.ハンナは痛みを抱えた母だった

ハンナには子どもが与えられていませんでした(2節)。
当時、それは大きな苦しみでした。
更にペニンナからの言葉によって、ハンナは深く傷ついていました(6節)。
現代のお母さんたちにも、子育ての悩み、比較される痛み、理解されない孤独があるかもしれません。しかし神は、ハンナの痛みを見ておられました(19節)。
人には見えない涙も、神は見逃されません。

2.ハンナは涙を神の前に持って行った

「彼女は激しく泣いて、主に祈った」とあります(10節)。
ハンナは強がらず、ありのままの心を神の前に注ぎ出しました。
祈りとは、整った言葉ではなく、心を神に向けることです。
母の祈りには力があります。
家族が気づいていなくても、神の前にささげられる祈りは決して無駄になりません。

3.ハンナは子どもを神にゆだねた

神はハンナの祈りに答え、サムエルを与えられました(20節)。
しかしハンナは、その子を自分のものとして握りしめず、「この子を主におゆだねいたします」と告白しました(28節)。                                   子どもは親の所有物ではなく、神から託された一人の人格です。
親は子どもを支配するのではなく、主にあって育て、神の御手にゆだねて送り出していくのです。

結論

ハンナの人生は楽なものではありませんでした。
しかし彼女の涙、祈り、献身は、神によって用いられました。
神は、あなたの涙を見ておられます。あなたの祈りを聞いておられます。
母の祈りは、未来を変える力を持っています。

Filed under: 和田一喜牧師