使徒16:11-15, 40
250427
新年度になり、入社や入学、進級などで、新しい段階、新しい領域に進んだ人もいるでしょう。今日は新しい段階に次から次へと進んでいったルデヤから学びましょう。
1.創造主を信じる
パウロとシラスは、ピリピの町に行き、川岸の祈り場で御言葉を語りました。そこにルデヤという紫布の商売をしている婦人がいました。彼女はパウロの話す御言葉に心を開き、イエスを信じました。「神を敬うルデヤ」とありますが、彼女はユダヤ教に改宗した異邦人でした。彼女は天地の創造主を信じたのです。聖書は神が万物の創造主であり、唯一であり、霊であり、全知全能であり、聖く、義なる方、愛なる方であると教えています。
クリスチャンでなくても、目には見えない、天地を造られた神がいると信じている人は多いのです。しかし、それだけでは不十分です。聖書は、救われるためにはイエスを信じる信仰が必要だと教えています。イエスによらなければ誰も神の御元に来ることはないのです(ヨハネ14:6)。
2.イエスを信じる
ルデヤは、パウロの宣べ伝えるイエスを自らの救い主として信じ受け入れました。イエスこそ道、真理、命です(ヨハネ14:6)。イエスを信じるとき、本当の救いを得るのです(ヨハネ3:16)。主が彼女の心を開かれたとき、彼女は主の導きに従い、イエスを信じる決断をしました。私たちも、今日御声を聞くなら、主を拒まないようにしましょう(詩篇95:7-8)。
3.洗礼を受ける
さらに、彼女は洗礼を受けました。洗礼はキリストと共に死に、キリストと共に生きることを公に表すことです。ルデヤは、ただ「イエスを信じる」という信仰から、「イエスに従って生きる」という信仰へと成長しました。単なる心の平安が欲しくて、あるいは、人生の苦しみから助けてもらいたくて、とりあえず信じただけなら、洗礼を受けなくてもよいでしょう。しかし、イエスが自分を救うために十字架にかかり、死んでくださったと確信するなら、洗礼を受ける決断が必要なのです(マルコ16:16)。
4.家族の者を導く
さらにルデヤは、自分が受け、体験した救いの喜びを家族にも分かち合ったのでしょう。ルデヤの家族全員がイエスを信じました。私たちも、家族の者たちが救われるよう、祈り導きましょう(使徒16:31)。
5.教会に根差した信仰生活をする
ルデヤとその家族は、自分の家を教会として使ってほしいと考えたのでしょう。彼女はパウロたちを自宅に招きいれました。このとき、ルカもいました(使徒16:11)。ルデヤの家族の者たちや求道者や未信者たちもいたでしょう。しかし、彼女は教会の交わりをもっと多く持とうとしたのでしょう。教会はキリストの体です(エペソ1:23)。主の御名によって集まるところに主がおられる(マタイ18:19-20)という主の御言葉に心が動かされたのでしょう。私たちも、キリストの体なる教会につながり、教会の交わりの中で、共に礼拝をささげ、祈り、御言葉を学び、奉仕しましょう(使徒2:41-47)。
6.困難を乗り越える
そのころ、パウロとシラスは福音の働きのために牢屋に入れられました。この知らせを聞いたとき、イエスの御名によって集まることは危険だと思ったかもしれません。しかし、彼女は自宅を教会として用いることをやめませんでした。パウロたちが投獄されたとき、教会のメンバーたちはルデヤの家に集まっていたのです(使徒16:40)。長い信仰生活の中には、さまざまな困難があり、教会に行けなくなるようなときもあるでしょう。しかし、私たちはいっしょに集まることをやめないようにしましょう(ヘブル10:25、ピリピ1:29)。
こうして、彼女は、困難を乗り越えられるほどに、信仰が成長したのです。彼女はイエスの招きに応え続け、一歩、また一歩と主に従っていったのです。彼女のように、成長し続ける信仰が大切なのです(ヘブル5:12-13)。
主は私たちが成長して、多くの御霊の実を結ぶ者となることを願っておられます(ガラテヤ5:22-23)。信仰は30倍、60倍、100倍へと成長するものなのです(マルコ4:20、ヨハネ12:24、マタイ13:31-32)。私たちも信仰の成長を目指しましょう。同じ場所にとどまらず、さらに先に進みましょう(申命記1:6-7、ピリピ3:12-16)。
まとめ
こうしてルデヤの家はピリピ伝道の拠点となり、パウロの働きを支援する教会になりました(ピリピ4:16-18)。世界宣教はルデヤのような成長する信仰によって築かれていったのです。私たちも成長する信仰をもちましょ
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