マタイの福音書18:18-20

2024.11.10

天の御国の鍵が教会に与えられています(マタイ16:18,19)。

これは祈りの鍵です(18節)。2,3人集まる所に主がその中にいてくださると約束があります(20節)。心を一つにして祈るなら、神は祈りに答えてくださいます(19節)。

 

1.2,3人の祈り マタイの福音書20:29-34

盲人バルテマイが主イエスに癒しを求めました。マルコ10:46-52ルカ18:35-43を見ると、バルテマイ1人しか出てきません。しかし、マタイの福音書を見ると、バルテマイの他にもう1人いたことが分かります。

二人はイエスが自分たちの前を通られると聞いて信仰が与えられました。

そして心を合わせて「主よ。私たちをあわれんでください」とイエスに叫びました(30節)。

群衆は二人を黙らせようとしました。しかし、二人はあきらめないで、ますます「主よ。私たちをあわれんでください」と叫びました(31節)。

すると、イエスは立ち止まったのです。二人の声がイエスに届きました。

イエスは二人に聞きました。「わたしに何をして欲しいのか」(32節

二人は「主よ。この目をあけていただきたいのです」と答えました(33節)。

イエスはかわいそうに思って、二人の目に触られました。すると、二人は癒され、目が見えるようになり、イエスについて行きました(34節)。

2.教会の祈り 使徒の働き12:1-17

ペテロがヘロデ王に捕らえられ、牢獄に入れられてしまいました(4節)。

教会はペテロのために、神に熱心に祈り続けました(5節)。

教会の熱心な祈りが答えられ、神はペテロを助け出すために天使を遣わしました。

天使がペテロを牢獄から助け出しました(7-10節)。

天使に助けられたペテロは、家の教会へ行きました。そこには大勢の人が集まって、祈っていました。彼らはまだペテロが助け出されたことを知らずにいたので、祈り続けていたのです(12節)。

ペテロが家(教会)の入口の戸をたたくと、ロダという女の人が応対に出ました(13節)。

ところがロダは、ペテロの声だと分かると、喜びのあまり門を開けないで、奥へ駈け込み、ペテロが門の外に立っていることを弟子たち皆に知らせました(14節)。

弟子たちはロダの言葉を信じず、「あなたは気が狂っている」と言いました。

ロダが「本当です」と言っても、彼らは信じようとしませんでした(15節)。

ペテロは門をたたき続けました。

彼らが門を開けると、何とそこにペテロがいたので、皆とても驚きました(16節)。

ペテロは、主がどのようにして助けてくださったかを皆に話して聞かせました(17節

 

一致の祈りには力があります。ますます熱心に祈りましょう。

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