17.10.22
神様の愛からすべてが始まる
Ⅰヨハネ4:7-13
私たちは、クリスチャン生活が長くなると、神様から愛されていることを当然のように考えたり、忘れがちになったりしないでしょうか。私たちが神様から愛されていることをもっとしっかりと覚えることは、信仰生活にとって大切なことです。
1.神様は私たちを愛している
神様の愛はすばらしいです。
神様の愛は、私たちを救うためにご自分のひとり子を十字架で死なせてしまったほどです(Ⅰヨハネ4:10、ヨハネ3:16)。このときの神様の苦しみは想像を絶するものだったことでしょう。
私たちは不完全であり罪人です。神様は聖く完全ですが、人間は欠点だらけの醜い存在です。しかし、神様はこのような「私」「あなた」を赦してくださいました。神様の愛は「私」「あなた」、私たち一人ひとりに向けられているのです(イザヤ43:4)。
2.信仰告白をもって神様の愛を確信していこう
神様が初めに私たちを愛し、赦して下さったので、私たちはその愛に応えて神様を信じ、愛するようになったのです(Ⅰヨハネ4:16、ヨハネ15:16、ローマ11:36)。
神様から愛されていることを日々信仰告白し、その事実を自分の心にしっかりと据えましょう。
神様から愛されていることを確信すると、私たちの心に愛が生まれます。すると私たちは神様を愛せるようになり、また、自分を愛せるようになるのです。神様が「私」「あなた」を愛し、赦してくださったことを確信し、自分自身をも愛し赦していきましょう。
神様に愛され、自分を愛せるようになったとき、私たちの愛はさらに成長し、人々を愛することができるようになるのです(マタイ22:39、マルコ12:30-31)。そして、どのような罪人をも赦せるようになるのです。もし神様の愛が少ししかわからなければ、私たちの愛は小さいままであり、愛することができないのです。「少ししか赦されない者は、少ししか愛しません」(ルカ7:47)。
3.互いに愛し合うとき、もっと大きな喜びが満ちる
私たちが神様の愛を知り、私たちも神様を愛するようになり、そして自分を愛するようになり、さらに互いに愛し合うようになったとき、私たちは神様の中にあり、また神様も私たちの中におられます(Ⅰヨハネ4:12、ヨハネ13:34-35、15:9-10)。これは聖霊として、神様が私たちの中におられるということです(Ⅰヨハネ4:13、3:24)。
私たちが互いに赦し合うなら、祝福されます(ヨハネ13:14-17)。
私たちが互いに愛し合うなら、人々は私たちがイエス様の弟子であることを認めます(ヨハネ13:35)。
私たちが互いに愛し合うなら、喜びは満ち溢れるものとなるのです(ヨハネ15:11-12)。
私たちは、神様から愛されていることを信仰告白していきましょう。そして神様から愛されていることをもっと確信していきましょう。そうすれば、私たちも神様を愛するようになり、さらに自分を愛するようになり、そして人々を愛するようになるのです。そのとき祝福され、喜びは満ちるのです。