23.2.5.

「サムエルのことばが全イスラエルに行き渡ったころ」(1)、すなわちサムエルが預言者として、イスラエル全土に主の言葉を伝えていた頃のことです。ペリシテ人がカナン南西部の沿岸地帯の平地を支配していました。ペリシテ人は、ギリシアやクレタからカナンの地に渡って来た海洋民族で、ヨーロッパや北アフリカの地中海沿岸地域にも定住していました。また、ペリシテ人は、二頭立ての戦車や鉄の武器を持つ好戦的な強い民族でした。一方、エジプトを出て、シナイを巡り、ヨルダン川の東側からやってきたイスラエルは、カナンの内陸部の山岳地帯に定住するようになりました。イスラエルは、カナンの山岳地帯から沿岸地帯へと支配を拡大しようとしましたが、沿岸地帯から山岳地帯へと支配を拡大しようとしていたペリシテ人と対立していました。

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23.1.22.

3:1よると「そのころ、主のことばはまれにしかなく、幻も示されなかった」とあります。その時代、主の語り掛けは「まれ」にしかなく、「幻が示され」ることもありませんでした。主からの啓示の無い、霊的な暗黒時代だったのです。そのような時代に、どうしてサムエルは主の御声を聞くことができたのでしょう。どのようにしたら、主の御声を聞くことができるのでしょう。

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23.1.15.

2章には、ハンナの祈りと、祭司エリと彼の息子たちの堕落について、また少年サムエルがどのように育ったか記されています。特に神を尊んだハンナとサムエルと、神をさげすんだエリと息子たちが対比されています。

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23.1.1.

Ⅰサムエル記は、イスラエルが士師時代から王政時代に移行していく歴史を記しています。イスラエルは神を王とする神政政治から人を王とする王政政治(君主制)へと移行しました。Ⅰサムエル記には、サムエルの誕生と生涯、最初の王サウルの統治と衰退、ダビデの選びと試練について書かれ、最後はサウルの死で終わっています。またⅠサムエル記では、サウルとダビデが対象的に記述されています。ダビデがへりくだり、神に従って、神に用いられていくのに対して、サウルは高ぶり、神に背いて、神に見捨てられていきます。サムエルの誕生は、母ハンナの祈りの結果でした。どのような祈りがされたのでしょう。

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